【虎に翼】三淵嘉子の母はどんな人?石田ゆり子(はる)の演技が話題に!

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虎に翼はるのモデル紹介
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NHK朝ドラ「虎の翼」で石田ゆり子さん演じる寅子の母「はる」のエピソードが話題になっています。

寅子が明律大学女子部に進学することに大反対し、お見合いをするよう強く迫る母「はる」。

しかし、最後には寅子の意思を尊重し、寅子の進学を認めた上で振り袖ではなく、六法全書を買い与えるのでした。

このエピソードの元となったモデル三淵嘉子さんの母はどんな人だったのでしょうか。ご紹介します!

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目次

石田ゆり子が演じる母「はる」の演技が話題に!

「お嫁にいけなくなる」と女子部への進学に大反対している寅子の母はる。

でも、桂場先生に寅子が否定されると「おだまりなさい!」と一喝。

はる自身も色々な可能性を摘まれながら、人生を生きてきたこと。

娘の幸せを心から願いながら、寅子の覚悟を尊重して応援することに決めたこと。

複雑な感情が伝わる石田ゆり子さんの演技に称賛の声が集まっていました。

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【虎に翼】モデル三淵嘉子の母はどんな人?

「虎に翼」は日本初の女性弁護士三淵嘉子さんの生涯を元にしたオリジナルストーリーです。

寅子の母「猪爪はる」のモデルとなっている三淵嘉子さんの母親はどんな人だったのでしょうか。

母は武藤ノブ

三淵嘉子さんの母は「武藤ノブ」さんです。

【武藤ノブ】
・香川県丸亀市出身
・1892年生まれ 1947年没

生い立ち

武藤ノブさんは幼い頃に実父を亡くし、叔父夫妻に引き取られて育ちました。

叔父の武藤直言・駒子夫婦は、金貸し業と借家業を営む裕福な一家でした。

養父母はノブを女学校まで通わせました。

しかし、裕福であったもののノブには厳しく当たりノブを女中にように働かせたこともあったそうです。

ドラマで寅子の父の「直言」という名前は、ノブさんの養父の名前からとったんですね

武藤貞雄と結婚

1913年(大正2年)、ノブは同じ丸亀出身の宮武貞雄と結婚しました。

実は貞雄も武藤家の養子で、武藤家の援助で東大を出て台湾銀行に就職していました。

結婚後、すぐに夫・貞雄の転勤に帯同してシンガポールに転居。

シンガポールで長女の嘉子(寅子のモデル)が生まれます。

ノブはとても記憶力がよく、戸棚のどこになにがしまってあるかすべて把握していたというエピソードも。

ノブもきっと頭の良い女性だったのでしょうね。

ノブの考え方

三淵嘉子さんの母「ノブ」の考え方が伝わるエピソードがあります。

三淵嘉子さんが明治大学専門部女子部に進学するために卒業した高等女学校(東京高等女子師範学校)から、卒業証明書をもらってくると、母・ノブは「これで、娘は嫁に行けなくなった」と泣き出した

教育熱心で嘉子の女学校進学を喜んでいた母ノブですが、「女学校はあくまでも花嫁修業のための場所」と考えていました。

良き妻、良き母になるための教育を女学校で受けて、良い結婚をすることを望んでいたのですね。

嘉子の進学に反対したが

良妻賢母となることを望んでいたのに、母の希望とは反対の選択をした娘の嘉子。

ノブは当初、「女が法律等を勉強しては嫁の貰い手が無くなる」と泣きながら猛反対したそう。

進歩的な考えを持っていた夫の貞雄と嘉子に説得されて最後には嘉子の進学を認めることに。

一度認めたら、娘が決めた道を応援しました。

養父母に育てられた母ノブは女性が生きていく厳しさを実感していたのかもしれません。

「結婚のほうが確実に幸せになれる」と一度反対するものの、最後は嘉子の覚悟を尊重し応援したのですね。

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寅子の母・猪爪はる(石田ゆり子)とは?

ドラマで寅子の母「猪爪はる」はこんな人物として描かれています。

【猪爪はる】
料理と整理整頓が得意で、猪爪家の家計も家事も完璧に管理するしっかり者。常に現実的で、寅子(伊藤沙莉)には早く結婚して欲しいと思っている。夢を語る寅子に厳しいアドバイスをすることも。

日記に毎日の献立をメモしたり、兄の結婚披露宴の段取りを手際よくこなしたり。

しっかり者の良妻賢母なところが描かれていましたね。

現実のノブさんもきっとこんなお母さんだったのではないでしょうか。

【虎に翼】モデル三淵嘉子の母について私の感想

Sara

はるも、現実のノブさんも本当は賢くてもっと勉強をして外の世界に羽ばたける人だったんだろうな、と思いました。今の世界があるのは様々な思いを胸に道を少しづつ切り拓いてくれた先人のおかげですね。

まとめ

朝ドラ「虎に翼」でモデルとなった三淵嘉子さんの母についてご紹介しました。

三淵嘉子さんの母は「武藤ノブ」さん。娘の大学進学を泣いて反対したが、最後には認めて応援した。

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼度々登場する橋のロケ地をご紹介しています

▼桂場先生と出会ったお店も竹もとでしたね

▼オープニングのイラスト作者はシシヤマザキさん

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この記事を書いた人

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