宮崎駿監督の不朽の名作である「魔女の宅急便」
13歳で独り立ちのための旅に出るキキの物語はいつ見ても新鮮な魅力がありますね。
この作品を通して、宮崎駿監督が伝えたかったメッセージはどんなことなのでしょうか?
この記事では、
・「魔女の宅急便」が伝えたかったメッセージは何?
についてご紹介します!
宮崎駿監督の名作「魔女の宅急便」SNSの声
1989年公開の「魔女の宅急便」。
子供の頃から何度も観ている人も多いですよね。
#魔女の宅急便
— みのり (@minori_masaki) March 21, 2024
今日は魔女の宅急便が見れる✨幼稚園の時かな初めて映画館で見たのが魔女の宅急便でした。大人になり、キキと同じ宅急便の仕事をしてます。
感動蘇って泣きそうになる、また観たい💭#魔女の宅急便 #深田竜生 pic.twitter.com/9fXzLG6oiN
— ヤ (@___0sushii) March 21, 2024
今夜9️⃣時3️⃣0️⃣分⏰
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 21, 2024
🎀#魔女の宅急便🧹
㊗️#米アカデミー賞受賞🏆記念🎉#宮﨑駿🎬監督が贈る✨小さな魔女の成長物語‼️
旅立ちの季節、優しさと幸せをお届けします🤗
いつもより30分遅い、夜9時30分からですので
お間違えないようご注意ください🙌#金曜ロードショー pic.twitter.com/wSqBsm3xoe
宮崎駿監督が2024年に「君たちはどう生きるか」で米アカデミー賞を受賞し、ますます注目の宮崎作品。
変わらぬ魅力の「魔女の宅急便」の伝えたいこと・テーマについてご紹介します!
魔女の宅急便が伝えたいこと・メッセージは何?
「魔女の宅急便」がキキの成長物語を通じて、見る人に伝えたいこと・メッセージはどんなことでしょうか。
世の中は思い通りにいかない
故郷で愛されて育ったキキは、自身に満ち溢れワクワクしながら新しい土地で生活を始めます。
ところが、新天地ではあくまでも自分は外から来た「知らない人」。
そっけなくされたり、子供に見られて心外に思ったり、がっかりしてしまい不安になります
故郷を離れて一人で新天地に行くことで、キキは世の中の冷たさや期待通りにいかないことがある現実を学ぶのですね。
自分の強みを見つける
新天地で独り立ちして生活するためには「特技」が必要。
そのことをキキは旅立ちの日に空で出会った先輩魔女に教えてもらいます。
そこで初めてキキは自分の強み・特技は何かを真剣に考え、「空を飛ぶこと」が得意だからと宅急便を仕事にすることを思いつきますね。
他人にはない、自分の強みを見つけること
いつの時代も生きていくために不可欠な大切なことですよね。
挫折した時どうするか
得意だと思っていることでも上手く行かなくなったり挫折したりすることはあるもの。
ジジさんの言葉が分からなくなり、魔法のちからが弱くなっていることに気付いたキキさん😱ほうきで飛ぶこともできなくなってしまい、何とかして飛べるように練習していたのですが、うまくいかずほうきが折れてしまいます😭初めての挫折が強く印象を残すシーンです😪#kinro #魔女の宅急便 pic.twitter.com/k2xFnqVmpu
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) January 5, 2018
空を飛べなくなったキキに人生の先輩であるウルスラがこんなアドバイスを。
ジタバタしてみて、それでもだめなら何もしない、そしたらまた『やりたい』って思えてくる。
とても響くメッセージですね。
今を生きる人にも通じる普遍的なメッセージではないでしょうか。
世の中いろんな人がいる
気の合う人とだけ付き合っていればいい子供時代と違い、社会に出たら色々な人と交流しなければいけません。
「あたしこのパイ嫌いなのよね」
— 表こころ@漫画占い師 (@tesoninso) January 5, 2018
真心こめて仕事をしても、報われない瞬間。
キキが社会に出て、大人としての洗練を受ける上で、このニシンのパイは重要アイテムだっと思います。#魔女の宅急便 #魔女のキキ #ニシンのパイ pic.twitter.com/jFNkW7IBIO
おばあちゃんが真心を込めて作ったニシンのパイを「嫌い」と吐き捨てる孫娘。
世の中には自分とは価値観も言動も相容れない人がいるけれど、それも受け入れて生きていく
キキは仕事を通じて、世の中に色々な人がいること、それも含めて共存していくことを学んでいくのですね。
華やかでなくてもいい
魔女のキキはいつも黒いワンピース姿です。
町を行く若い女の子たちが華やかに着飾ってキャピキャピと楽しそう。
それを横目に黒ワンピで黙々と働くキキは地味な自分に引け目を感じています。
それでも徐々に魔女であることと、宅急便の仕事に誇りをもって町に溶け込んでいく姿からは、
見た目の華やかさよりも内面の自分らしさを育てて行くことが大切
というメッセージが込められているのではないでしょうか。
熱意が人に伝わる
スランプに陥って飛べなくなったキキ。
悩みますが、友達のトンボを助けるために必死になったときについに飛ぶことができます。
デッキブラシであちこちにぶつかりながらもトンボを助けようと必死になるキキの姿。
かっこよくはないですが、無様でも熱意を持って必死なキキを町の人も応援します。
時にはがむしゃらに頑張ることも大切。その姿で応援してくれる人も現れる
熱意を持って取り組んでいれば応援してくれる人が現れるというのは勇気付けられるメッセージですね。
名作と言われる理由!
魔女の宅急便は、13歳の魔女・キキが故郷の町を離れ、独り立ちのために旅に出る物語です。
作品を通じてメインで描かれるのは、キキの成長。
一人の少女が、様々な出会いや経験を通して大人になっていく姿を描いた物語
であると言えますね。
キキは魔女の世界のルールに従い、13歳で慣れ親しんだ故郷を離れ全く新しい土地で独り立ちの為の生活をはじめます。
新しい世界に踏み出すときは何歳であっても怖さや不安を感じるもの。
13歳の魔女であるキキの姿を通じて、観ている人が自分を投影できることが長年愛されている理由と言えますね。
【魔女の宅急便】メッセージについて私の感想
春になると見たくなる作品ですね!子供の頃から何度も見ていますが、いつ見ても新鮮な発見があります。大人になるほどメッセージの深さに気付かされます。
まとめ
宮崎駿監督の名作「魔女の宅急便」が伝えたいこと・メッセージについてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました
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