大河ドラマ「光る君へ」で度々登場する「女房」という言葉。
1000年前の平安時代の「女房」は現代の意味とは違い、ちょっとイメージしにくいですね。
平安時代の「女房」について、詳しくまとめましたのでご覧ください!
平安時代の言葉が難しいと話題に
大河ドラマ「光る君へ」。
平安時代が舞台の珍しい大河ドラマですね。
当時のバリキャリ最高峰は宮中の女房。オフィスラブがお盛んだったとか。
— だいふくもち (@omochi95453367) February 16, 2024
正妻ではなく「愛人」がメイン。
女房自身も経済力があり自立してるから、“誰と良い仲になるか”を選ぶし、イケてる男に乗り換えるなんてことも。
まひろの女房ライフが楽しみ。そしてききょうが活躍しそうな予感。
#光る君へ
#光る君へ 市長前勉強中。
— まなみ@テレビ好きコミ担書店員 (@manamiiz) January 3, 2024
この本をとても興味深く読んでいるけれど「女房」やら「中宮」やら諸々の言葉の意味すらわかってないからいちいち検索しながらだし、1番の欠点はドラマ相関図がないこと・・・💧
誰と誰がうんぬんかんぬん・・・がまるでわからんじゃないかー!!
そこ1番重要なのに。ツラい pic.twitter.com/MeiycCpmyc
雅な空気感が素敵な大河ドラマ「光る君へ」
難しい言葉も多いので、すこし知っておいたほうが楽しめるかもしれませんね。
【光る君へ】女房とは何?意味・宮中での仕事内容とは?
本記事は歴史的正確性を保証するものではありません。あくまでもドラマを楽しむための豆知識としてお楽しみください。
参考文献:湧茶道
女房とは何?
平安時代の「女房」とは、
貴族に仕えて働く女性の中で最も身分の高い女官の役職のことです。
貴族に仕えて働く、といっても掃除や洗濯、食事の準備といった使用人としての仕事をしていたわけではありません。
女房自身も下級~中級貴族の娘であり、より身分の高い貴族の家に仕えていました。
女房の仕事内容とは、
- 主人の着替えの手伝いや調度品の管理
- 主人が女性の場合は長い髪を梳かすなどの細やかな身支度の手伝い
- 主人が時間を持て余しているようであればたわいもない雑談の相手をしたり物語の読み聞かせを行う
- 主人が異性に綴った手紙を代わりに届け、ときには伝言を預かるなど、貴族たちの恋愛が成就するようアシスト
- 主人が快適な時間を過ごせるよう全方位に気配りをする
日常生活のお世話から恋愛のアシストまで、全方位の気配り力と教養が求められる高度な仕事ですね。
紫式部・清少納言も女房だった
史実では「光る君へ」の主人公である紫式部もライバルである清少納言も宮仕えを経験しています。
紫式部(まひろ)は藤原彰子に仕える女房として5年ほど勤務。
清少納言(ききょう)は藤原定子に仕える女房として8年ほど勤務。
高い教養があり、貴族社会を内側から観察していた紫式部と清少納言。
お勤めの中で見聞きしたエピソードを『源氏物語』『枕草子』として残し、女流作家のさきがけとなったのですね。
女房とは?について私の感想
平安時代のキャリアウーマンである女房。1000年も前、女性が教養を身に着けて社会で活躍していた時代だったことに驚きます。源氏物語や枕草子をじっくり読んでみたくなりました。
まとめ
ドラマ「光る君へ」に出てくる、「女房」の言葉の意味と仕事内容についてご紹介しました。
最期までお読みいただきありがとうございました。
コメント