大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長の妻となる源明子〈みなもとのあきこ〉とその父、源高明〈みなもとのたかあきら〉。
明子は父の無念を晴らすため、道長と結婚。
道長の父、兼家の毛髪を入手し呪詛して命を奪うと決意していました。
明子はなぜ藤原家をそこまで恨んでいるのでしょうか。
明子の父、源高明に何があったのかご紹介します。
源明子が藤原氏を恨んでる!SNSの声
瀧内公美さん演じる源明子。
道長の妻となり、藤原を呪詛すると固い決意を語っていましたね。
源明子女王、詮子さんの意に反して実は怨念の人だった。あるいはそれすらも詮子さんの謀の掌の上だったりするんだろうか? #光る君へ pic.twitter.com/JoQOJ2UNFS
— キヨソネ 或いは KYは静かに眠りたい (@kysn) March 24, 2024
#光る君へ
— charu_neko9 (@charu_neko) March 25, 2024
源明子さんがいい性格してると思いました。
明子は、醍醐天皇の孫なので、道真の怨霊がまだ生々しく生きてる世代。
#光る君へ 詮子の台詞、「源高明公を大宰府に追いやったのは藤原の仕業でしょ。このままでは高明公の怨念で、いつか帝や我が家に禍が起こると思うのよ。高明公の忘れ形見を妻にして慈しみ、怨念を鎮め、高貴な血を我が家に入れる。最高じゃない」って、進研ゼミでやったところだってなるやつですかね。 pic.twitter.com/Z84sK6MEI0
— カカオ99(カカオ・ツクモ) (@netinago99) March 25, 2024
源明子の父、源高明と藤原との因縁が恨みの原因のようです。
いったいどんなことがあったのでしょうか。
【光る君へ】源たかあきら(高明)に何があった?明子の恨みの理由とは
何があった?
なぜ、源明子は呪いたいほど藤原氏を恨んでいるのでしょうか。
理由は、
明子の父・源高明が藤原氏に追放されたからです【969年 安和の変】
969年に起きた安和の変によって父・高明が都を追われたのですね。
安和の変とは?
969年、明子はまだ子供でした。(明子の生年は不詳ですが、969年以前の生まれと言われているそう)
明子の父・高明は醍醐天皇の息子で血筋もよく、優秀な政治家として権力の座にいました。
ところが勢力を拡大していた藤原氏との政争に敗れ、謀反の疑いをかけられて失脚。
九州の大宰府に左遷されてしまいます。
高明の失脚後
高明は3年後に許されて都に戻りますが、権力を取り戻すことはなく失意のまま983年に亡くなります。
源明子は後ろ盾であった父の力に頼ることができなくなり、とても不安定な立場で平安の貴族社会を生きていくことに。
そのような事情があって、呪詛したいくらい藤原氏を恨んでいたのですね。
【光る君へ】源高明について私の感想
安和の変、遠い昔に日本史で習ったことを思い出しました!語呂合わせは「関白黒く(969)あんなの変!」で覚えていましたね。明子の恨みの気持ち、ドラマで見て初めて知りました…
まとめ
大河ドラマ「光る君へ」で源高明になにが合って、娘の明子が藤原を恨んでいるのかについてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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