大河ドラマ「光る君へ」の第13回(2024年3月31日放送)で、まひろは京に住む少女「たね」にひらがなを教えます。
まひろがたねに平仮名を教える際につかっていたのが「あめつちことば」。
聞き慣れない平仮名学習法「あめつちことば」についてご紹介します。
まひろが平仮名を「あめつちことば」で伝授!SNSの声
第13回(2024年3月31日放送)は前回から4年後の世界。
まひろは町で出会った「たね」という少女に平仮名を教えることに。
次回(13話)は、4年後なのか。
— m_shimaz💙💛 (@m_shimaz) March 25, 2024
その間、まひろと道長は会うことはなかったのかしら…せつない。#光る君へ
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光る君へ 第13回
— all (@shinri_bi) March 24, 2024
3月31日
進むべき道
4年が過ぎ、天皇の元服からわずか20日後、道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が入内する。
貧しい暮らしが続くまひろ(吉高由里子)は人買いと揉める親子と遭遇する。#光る君へ
たね親子は平仮名が読めないばかりに、人買いに子供を布一反で売るという不利な契約をしてしまいます。
文字さえ読めれば騙されることもなくなると考え、まひろはたねに平仮名を教えることに。
【光る君へ】あめつちことば(天地の詞)とは平安のひらがな勉強法
まひろが「たね」に平仮名を教えるときに用いたのが「あめつちことば」(天地の詞)です。
「あめつちことば」とは、
平安初期の手習いの教材。仮名48文字を重複しないように使って作ったもの。
具体的には、
「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔)ひと(人)いぬ(犬)うへ(上)すゑ(末)ゆわ(硫黄)さる(猿)おふせよ(生ふせよ)えのえを(榎の枝を)なれゐて(慣れ居て)」
平安時代の人は、この「あめつちことば」で平仮名を覚えたのですね。
平仮名の勉強法といえば、現代では「あいうえお・・・」の五十音です。
有名な「いろはにほへと…」は、まひろの時代の少し後、10世紀~11世紀ごろに成立し近代まで使われていました。
あめつちことばについて私の感想
平安時代の人も、勉強法を工夫しながら文字を覚えていたんだと思うと楽しいですね。個人的には「あめつちことば」は風流な感じで好きです。
まとめ
大河ドラマ「光る君へ」で、まひろが平仮名を教える時につかった「あめつちことば」についてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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